2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

表現規制と物語

「不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか」という本がある。この第1章 読書と道徳 のところでそもそも小説は人心を惑わすウソなので有害であるとみなされていた時代があったことが書かれている。平安末期から鎌倉時代にかけて書かれ…

国家が暴力装置の役割を担うということ

現在は国家が軍や警察機構を持ち暴力装置を担当している。これはどういう意味を持つかというとこの制度のおかげで私は個人的には心理的負担が軽くなっている。 暴力は生命の本質的な構成要素をなし、特定の問題に対する合理的なソリューションになる。暴力は…

共同体の変化

人間が共同体の規範に従うことにこだわるのは、内部の構成員で勝手なことをするものが現れると共同体の生存に関わる問題が生じると考えているから。共同体は結束していなければならない。結束が崩れると共同体の生存の危機が訪れる。 人間は共同体を作って生…