2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

無縁者と有縁者

anmintei.net以前読んだこの記事が面白かった。私はれいわ新撰組は特に応援しているわけではないが「無縁者」という言葉が面白いと思った。 無縁者がいるのなら有縁者もいるはずと思い、じゃあ有縁者はどういう人になるのかなと考えた。 おそらく有縁者は決…

現代が不確実な時代なのは関係者の数が多すぎるから

現代が不確実な時代なのは関係者の数が多すぎるからだろうと思う。 人が小人数の閉じた経済圏で暮らしていた時代、自分に関係がありそうな人の数は少なかったろう。自分の地域でできた作物を食べ自分の地域で作られたものを使用するという単純な世界で生きて…

物語について

nlab.itmedia.co.jp以前これを読んでいてずっと考えていたこと。 「現実の方がむごい」 なぜむごい現実をあえて描こうとするのかなと。それは実際の「むごい現実」より物語に描かれた「むごい現実」のほうがましになるからではないのかと思う。 物語化された…

争いは連鎖して広がる

私は人と争いたくない。それは平和主義者だからではない。争いは連鎖して広がるからだ。 私がAさんと争うことを決めたとする。争いが私とAさんとの間だけでとどまるのならばよい。しかしたぶんそうはならない。私にもAさんにもそれぞれ関係する人たちがいる…

夢を追いかけている人

夢を追いかけている人が好きだ。しかし夢を追いかけている人というのは夢と共に動き続ける人である。 自分の側にいつもいてくれる人にはならない。 夢を追いかけている人を好きになると自分がその人と共に動き続けるつもりがないのなら、こちらは見送る立場…

小さな共同体と大きな共同体

ハラリの本に書いてあったと思うのだが人は小さな共同体と大きな共同体を作る。小さな共同体、たとえば狩猟採取民のような共同体は平等主義的で平等に獲物を分けるそうだ。おそらく限りある資源を共同体のメンバーで公平に分けようとする共同規範意識が強く…

緊縮財政が支持される理由

緊縮財政が支持される理由は、人の頭の中の世界観が古い時代のままだから。共同体間にある限られた資源を分配するという枠組みの世界観で生きている人がたくさんいるからだと思う。資本主義というものが始まって、資本主義の世界で生きるようになったと言わ…