アメリカが成功したわけ

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この記事を読んだ。本文中に

世の中には自分にとって都合のよい妄想をクリエイトし、それを完璧に自分の中で真実だと信じ込む人がいる

とあるのだが、アメリカってこのタイプの人が異様にたくさんいる国なのではないのかと前々から思っていた。イノベーションを起こせるのも自分の抱いた妄想を真実だと思い込んで実現に向けて実際に行動できちゃうからなのだと思う。そして妄想のようなものが何かお金を生み出すものに変わることもある。妄想で終わる場合もあるけど。

陰謀論というものがある。アメリカには陰謀論を信じている人がたくさんいるというのも妄想を真実だと思い込む度合いの強い人たちがたくさん住んでいるからなのだろうな。そしてその妄想実現力でアメリカは大国になった。

そうしたら私の考えていた内容に近そうな本を見つけた。

ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史 上下巻 

アメリカ人でもこのことに気づいている人いたんだと思った。

読んでみると建国当時から妄想力100%全開だったことが分かる。そういうタイプが夢の実現に向けてアメリカに行き、その子孫が代々暮らしているので妄想力の伝統?を脈々と受け継いで今まで来た。国外からもアメリカを目指して夢を実現したい妄想力の強いタイプの人たちがたくさん来るし。イノベーションを実現できて経済的に豊かになることもできたけど、マイナスの側面ももちろんあって。フェイクニュースのようなものが蔓延してしまうのがマイナスの側面。でもしょうがないのかもしれない。メリットだけ享受することはできない。デメリットはかならずついてくる。