人の幸福度を高めるのは好きな人がいるかどうか

人の幸福度を高める要素は好きな人がいるかどうかだろう。特別な趣味があるわけではなく、夢や目標、やるべきことがあるわけでもない人の場合、自分の幸福度が何に左右されるかというと自分に好きな人がいるかどうかである。好きな人というのは恋愛の対象である必要はない、ただ自分にとって好ましいと思える人。好ましいと思える人は必ずしも身近にいる人である必要はなく、芸能人でもスポーツ選手でもマンガのキャラクターでも歴史上の人物でも誰でもよい。尊敬できる人やいい人だと思える人、信頼できると思える人など自分が肯定的に評価できる相手のことを人は好ましいと思うことができる。誰かを好きである状態は幸福度によい影響を与える。推し活動をしたり、恋愛を求めたりするのは誰かを好きでいる状態が幸福度によい影響を与えるからである。好ましいと思える友人でもよいのだが、大人になってから好ましいと思える友人を新規に作るのは結構大変である。だから恋愛にこだわっていつでもときめく相手がいることを求めてしまうのだろう。