変わらなければその共同体は生き残れないというのは嘘ではないのか

変わらなければその共同体は生き残れないというのは嘘ではないのかと思う。環境の変化に適応して生き延びた共同体は前と同じ共同体が生き延びているように見える。だが変化を経由した共同体は以前の共同体とは同じに見えても別物になっているのではないのかと思う。具体的には共同体のメンバーが違う人たちになっているとか。もし同じ個体がい続けていたとしても、その人は新しい環境に適応して変化しているので前とは別人(考え方とか)になっている。そうして変われなかった人たちはその共同体からはいなくなっている。共同体は共同体内部を変化させて生き延びたのだ。

変化を受け入れることができない人たちは生き延びた共同体にい続けることができないことは分かっている。共同体は見かけだけは同じだが、以前いた共同体とは別物になっている。変化した共同体の中では以前と同じように居心地がいい状態でいることはもうできない・・・。変化した共同体の中に自分の居場所が前の通りにあるわけじゃない。

だから変わらなければ生き残れないということは別人になるしかないということを意味する。変わることのできない人々は共同体が生き延びても仕方がないと考える。変化して生き残った共同体には自分の居場所はなくなっているのだから。