空気を読まない対応をしないと怒られる理由

相手に空気を読む対応をすることを求める人は、空気を読む対応を皆ができると思っている。なのでその人が空気を読んで自分に対して相応しい対応をしない場合、その人は自分を軽んじているからだろうと考える。人は空気を読んで対応をすべき人と空気を読まないで対応をしていい人を区別するだろう。そして長期的に友好的な関係を築きたいと思っていない(つまりどうでもいい相手)だとみなした場合、空気を読まない対応をするのだろうと考える。空気を読む対応をされなかった場合、どうでもいい相手分類をされたと考えるのである。そして怒る。

空気を読む対応をできない人がいること、そしてそうする人に特に悪意はないし、相手をどうでもいい相手分類をしたわけではないことには思い至らない。そこに誤解が生じる。