日本はどんな社会だと思われているのか

日本はどんな社会だと思われているのか。身内集団ごとに分かれている社会。各々の身内集団が他の身内集団と競い合っている。その中で力の強い身内集団が勢力を拡大し、力の弱い身内集団が戦いに敗れて消えてなくなっていく。こういう社会だと思っているのではないか。だから人は力の強い身内集団に所属するために必死になる。身内集団ごとにローカルルールがある。自分が所属している身内集団にずっとい続けるためにはその身内集団のルールに従うことが求められる。だから自分を殺して身内集団のルールに必死になって従おうとして、自分の所属している身内集団にしがみつく。

これが生きづらさの原因だけど、この問題を解決する方法はあるのだろうか。

身内集団に分かれている社会はよくないのでこの状態を変えていくべきだという意見はある。もっともだと思うけど、このような社会になっているそれなりの理由はあるのだろうからなかなか難しいのではないかとも思う。

この状態を無理やり解消しようとしないで、身内集団同士の争いが熾烈なものにならないように、複数の身内集団同士が共存していけるように争いを緩和するという方法のほうがよいのではないのだろうか。そうすれば中にいる人が自分のいる身内集団のルールに絶対に従わないとと自分を殺しすぎて疲弊することも避けられるし。

あるいは複数の身内集団間の移動をしやすい状態にするとか。身内集団内のローカルルールがあまり厳しい規則にならないようにするということも考えられるかもしれない。