なぜニセ科学を受け入れてしまうのか。通常の医療を受けて病気を治そうとしないのか。
正当な医療の治療を受けることは楽なことではないからではないのか。
そもそも病気になってしまったのだから楽な道はないのである。
病気を治すための医療を受けるためには、治すのにある程度の期間のいろいろな治療を受け続けなければならない。それは楽しいことではない。病気の種類によっては痛かったりする。その痛い治療を継続しなければならない。
現実に楽な道がないときに楽な道があることにしたい欲望があるとニセ科学に飛びついてしまうのである。
楽な道はない、険しい道しかないことを受け入れて険しい道のりを進むつもりになれなければ、正当な医療行為を受け入れることは難しいのだろう。